美生子のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
かつ丼で自白するのは取り調べ室だけでなく自宅居間でも
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高松 蓮
制服の 袖余らせた 男子らの 伸びゆく姿 思う春の日
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へし切
はなみずき一輪一輪咲き始め ひとつひとつと歳をかさねて
12
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舞
花咲けど 見せたきひとは すでになく あと幾度かと 語る日懐かし
11
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茂作
我もまた年をかさねて見つるかな 八重に咲きたる山吹の花
14
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兎桃
空ぞ良き古老は野良に草を取る逸る心を鎮められぬか
2
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硝子
忍ぶより燃えよわが戀同じくは熱田の宮もおぼしかけらむ
8
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ななかまど
それぞれの胸の熱き静止画を持ち寄りながらあの日に帰る
14
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恣翁
傾きし片割れ月を嘲りて 夜明け烏や 唖々と鳴くらむ
18
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KEN
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
11
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硝子
うちなびく春に散りゆく夢も花人も花とぞ先をあらそふ
10
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杜鵑草
定めとて送り送られ別れつつ春は心ぞもの憂かりける
19
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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へし切
お散歩の園児の帽子はひよこ色 みんなよちよちお利口さんだね
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滝川昌之
初夏行きの列車に若干空席が残っていますお急ぎください
16
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横井 信
犬を連れゆっくり歩く葉桜に変わる並木に揺れる木漏れ日
14
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茂作
さびしきやあるじ戻らぬかどの家の 庭にひともと山ぶきの花
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
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うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
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