美生子のお気に入りの歌一覧
横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
19
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西手心黒
「背で語る」丸めたままの手酌酒昔に酔った反面教師の
7
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へし切
うとうとと春の窓辺に微睡めば夢見ごこちに君の微笑み
14
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横井 信
吊り革をぐっと握れば満員の春の列車がカーブを曲がる
11
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茂作
梨の花君のやうだと云へなくて ただ綺麗だと云つたあの時
16
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び わ
にら花がチューリップ咲く間から私ここよと白く小さく
10
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舞
まだ慣れぬ 朝の通学 ともに手を つなぎピカピカ ランドセル負い
9
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継海
一枚の桜の花びら拾い上げ次の春までまだ迷い坂
8
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ホゼ
森が消えコンクリートに覆われてのっぽマンションにょきにょき育つ
4
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ななかまど
思い出は寒がりだから忘れずに胸の暖炉で暖めており
12
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滝川昌之
ホームズのライバルみたいな地名だがモーリタニアは蛸の名産地
13
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うすべに
ほのじろくつもる花びら舞い上がる 家路をいそぐ人の足元
13
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継海
川沿いの桜の枝が春を呼ぶ悲喜こもごもの思い出連れて
7
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ななかまど
軒下に子育てはげむつばくらめ夏の記憶をわれと作らん
15
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小林道憲
ふるさとの小川のせせらぎ背に受けて 友と歩いた菜の花の道
5
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トウジさん
山村にホタルイカもう安売りや今年は大漁今朝見たばかり
4
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敦希
みどりごが夢醒めの欠伸したような 柔く潤う花の香の庭
13
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なりあきら
咲いたのち すぐに散りゆく 花ゆえに 過ぎ行く春が 恋しかりけれ
7
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西園寺東彦
他の人を羨む心何故に我も青春中であるのに
1
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恣翁
中天に昇りぬる陽は 芽吹きたる落葉松の枝に 燦々と降る
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