敦希のお気に入りの歌一覧
杜鵑草
なにとなくものめかしくも見ゆるかな高校入学しつる男子は
11
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笹舟
夜更けど春の宴は鎮まらず 朧月にや飽くはありけむ
4
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入山夜鷸
手を伸べて向かふ川辺の桜雲や な散りそ散りそ錆の匂ひに
4
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滝川昌之
初夏行きの列車に若干空席が残っていますお急ぎください
16
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ななかまど
男にはあるという七人の敵古希を跨ぎて数えてみたり
13
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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ななかまど
カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
16
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恣翁
花散るを 憂しとのみやは思ふべき 散れこそ咲かめ 季の来ぬれば
14
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へし切
春色の風に誘われ微睡めばやさしい君に逢えるだろうか
16
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舞
水面へと落とす小石のさざ波の古き恋などふと思う時
10
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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高松 蓮
制服の 袖余らせた 男子らの 伸びゆく姿 思う春の日
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高松 蓮
皮むかれ 柔肌見せた 玉ねぎは 驚くばかりに 白き春色
28
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高松 蓮
あの雨と 風とに耐えて 咲む桜 はかなげなのは 見た目だけよと
4
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わかばみち
幽玄を行きつ戻りつユートピア桜の中で現と混ざる
4
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滝川昌之
葉桜に春光強くなりゆけば街には日傘追いかけて咲く
23
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ながさき
練習の 成果を吾に 示さむと 勇みて啼くか 藪のうぐひす
11
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へし切
受け継げる兜飾りは孫のため古き姿も雄々しかりけり
14
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ななかまど
思い出は寒がりだから忘れずに胸の暖炉で暖めており
12
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へし切
哀しくも老いて永らふ命かなさかりに花の散るを羨み
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