リンゴのお気に入りの歌一覧
Kantの娘
静やかに舞う白雪と眺むればいつの間に咲く梅の花びら
10
もっと見る
たんぽぽすずめ。
離婚日と似た春風に道端の小説「本」がはためき心は苦し
11
もっと見る
聴雨
木蓮のつぼみは春を抱きゐてほつこりふくふく明日の風よむ
13
もっと見る
芳立
セックスが嫌ひだなんて人生が三割くらゐつまらなくなる
10
もっと見る
鹿男あほでよし
元彼がまだ好きだっていう人とやると前戯はすごい、前戯は。
5
もっと見る
舞
酔い沁みてふと湧いてくる口癖に親父を偲ぶ月寒き夜
14
もっと見る
たんぽぽすずめ。
明日からはパジャマを畳み殺人の現場のやうな夜を無くしたひ
11
もっと見る
たんぽぽすずめ。
薄暗き部屋で吐息が白けれど布団の熱に君思う朝
23
もっと見る
トーヤ
傷ついて傷つけあってまた一歩変わった距離と変わらぬ空気
12
もっと見る
リンダ
恋人になれない人の横顔を眺めて離す距離のバランス
16
もっと見る
リンダ
無言にて手を振る角の分かれみち右も左も曲がれど一人
10
もっと見る
村木美月
スキップで始まった恋つまずいてリズム崩して擦り傷だらけ
13
もっと見る
ほたる
また明日も同じ時刻にすれ違う同じ他人に安堵する朝
20
もっと見る
まるたまる
世の中は一富士二鷹三なすび私は五回金縛りにあう
9
もっと見る
青海波
詠うのは 一日5首と 窘められて 日附替はるを 待ちわびにたる
2
もっと見る
青海波
ただ清く澄みたる音色黄笛の 心映して清澄なれと
1
もっと見る
青海波
海渡り伝わり伝えし古の林邑八楽奏でるや楽し
1
もっと見る
村木美月
あくまでも「優しい嘘」も嘘なんだ知ってしまえば罪になるんだ
15
もっと見る
ほたる
雑踏を逃れて歩く隅田川君の冷たい指先握る
11
もっと見る
光源氏
いかほどのうらみつらみの明け暮れは背中合はせの月ぞ知るらむ
18
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
>>