杜鵑草のお気に入りの歌一覧
しきしま
散ることをいつ習ひけむ咲きかねて花も我が身を惜しむなりけり
8
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横井 信
草むらを蝶はふわりと飛んで行く小さな花の春の宴会
15
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うすべに
ちらほらとひらくうすべに 定めなら 先に咲く花 早く散る花
10
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滝川昌之
咲き進む花にエールを贈られて明日また一兵卒に戻る
19
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ななかまど
シーサーの窓のガラス戸輝いて鏡のように空写しおり
11
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恵雪
深爪の痛みいつしか忘るよに時は癒すやこの寂しさを
7
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灰色猫
春風に耐えられなくて散ってゆく桜のようなあなたとの日々
13
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舞
春色の器に盛れば変わりなき妻の夕食もまた春の色
11
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茂作
人住まぬ家に殘れる桃の木は 誰のためとや咲ゐて散りけん
12
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しきしま
咲けば散るものと花さへ知るよには月ばかりこそすみわたりけれ
10
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トウジさん
風船を手助けとする入力は出力のない吾には辛し
5
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うすべに
うすべにの風にゆられて波うって 花の滝から逃げ出すめじろ
11
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ハジメ
心は部品とは違う取り換えできぬ殻を破り探していこう
4
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滝川昌之
給食の瓶牛乳が無くなったくらいのもんだ俺たちの定年
18
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ななかまど
住み慣れた島を離れる十五歳ゆっくり手を振る島立ちの船
16
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恵雪
遠巻きに眺めをりし新世界おずおずと入るパソコンの中
8
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継海
年度末人の都合の一日で変わることなき春の足音
4
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兎桃
この春は桜も遅くなりぬらし下に弦なす如月の月
7
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ながさき
氣取らずに ぶつちやけ本音 吐き給へ 直ちに議員 辭職するのみ
8
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敦希
先達の鬣が落とす金の粉 轍を擦る者をも光らせ
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