杜鵑草のお気に入りの歌一覧
うすべに
何枚もあかむらさきの絨毯を ひろげて祈る今年の豊作
10
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滝川昌之
学び舎と旧友が持つ「レンジ力」瞬間解凍されるいつでも
14
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ななかまど
桃色の蕾ふくらみ春知らす今年も無事にお前に会えそう
13
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へし切
四月入るはや言の葉は夏の季語 春の弥生に夏日ありしも
15
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兎桃
氏神に参りて戻る吾が妻が御蔭と示す早蕨の束
7
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恵雪
弱き光に今際の言の葉宿らせし眼のままで母旅立ちぬ
5
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茂作
酒買ふて集ひ浮かるる人多し さくら咲くころ空霞むころ
12
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横井 信
単線の駅で並んで列車待つ子供の通う遠い道程
11
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シダ
本日の限りなりける嘘に見ゆ人の愚かは常にこそあれ
6
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トウジさん
辛いけど好きでハンドル転がすさ一番星と亜紀が友達
7
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美生子
明日へのかすかな希望胸に抱き家へと急ぐ春の夕暮
11
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滝川昌之
初々しい新キャスターのMCが褪せないうちは春と呼びたい
20
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うすべに
そよ風のあわいかおりの白雪に さそわれひらくさくらひと枝
12
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ななかまど
列島は弥生に夏日記録して春と秋とが短くなりぬ
13
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しきしま
咲く梅の色の千種に決めかねて香をのみぬすむ春の風かな
14
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しきしま
散る花の色の千種に見えつるは乱れて映る心なりけり
10
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へし切
やはらかな春の日差しが肩に落ち窓辺に憩ふ午後の図書館
17
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恵雪
いつの間に滑らかとなりし鶯の清し囀り春を寿ぐ
5
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兎桃
山路来て日も傾きぬ足を止め次なる旅の支度をぞせむ
6
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茂作
春の日はかどの酒屋の店守の あくび殺さぬながき日ぐらし
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