杜鵑草のお気に入りの歌一覧
美生子
お酒には酔えずに呷るコカ・コーラ貧しき頃の恋の味して
14
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
18
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うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
12
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恵雪
一日の家事終へし後 刺し子布巾縫ひて心を整へてをり
7
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
19
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舞
日々の旅 歩めばいつか 傍らに おみなのありて 支えささえつ
5
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茂作
さびしきやあるじ戻らぬかどの家の 庭にひともと山ぶきの花
14
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硝子
あばら屋をたたいてふるは桜雨袖もかわかずながむ夕べは
4
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横井 信
犬を連れゆっくり歩く葉桜に変わる並木に揺れる木漏れ日
14
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さいおん
吾背子与 二人之漕者 幾許可 今日川路者 弥毛清毛
15
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さいおん
吾漕者 木津之川路 八重桜 二人之見者 幾許嬉毛
14
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ブー太郎
遺言書 父の来し方 偲ばれて 貴方の子とは 我誇らしく
7
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うすべに
散りそめた土手のさくらを惜しむのは みどり濃い山うつす水張田
11
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滝川昌之
葉桜に春光強くなりゆけば街には日傘追いかけて咲く
23
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
6
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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恣翁
花散るを 憂しとのみやは思ふべき 散れこそ咲かめ 季の来ぬれば
14
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へし切
春色の風に誘われ微睡めばやさしい君に逢えるだろうか
16
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滝川昌之
手でちぎるキャベツはさっと火を入れて春には甘さを増す回鍋肉
16
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横井 信
街角の柿の若葉の新緑にきらりまぶしい夏めく陽射し
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