杜鵑草のお気に入りの歌一覧
うすべに
まっすぐに水平線のくぎる空 海の青さにこころ拡げる
8
もっと見る
横井 信
水口をそっと開いて夏に来る風の涼まる五月の田んぼ
14
もっと見る
茂作
櫻もち春は行けどもかぐはしき 花のかをりを持ちて歸らん
15
もっと見る
リクシアナ
半世紀流浪の果てに帰郷すと書いて始めるエンディングノート
8
もっと見る
舞
蛍光の消えた都会の川暗く映すネオンの影の揺蕩う
9
もっと見る
詠み人知らず
あの虹の足下にいて笑ってるあなたを思い描く幸福
14
もっと見る
硝子
皐月空千人唐子うつくしきこれやげにげに金に優る
5
もっと見る
硝子
かくも物思はざらましあらたまの春散る花をだに恨むれば
4
もっと見る
硝子
忍ぶより燃えよわが戀同じくは熱田の宮もおぼしかけらむ
8
もっと見る
KEN
月詠みの歌集とどきて よみびとの懐くつくよみつくづく読む夜
12
もっと見る
KEN
ボール追ふ子らの夕影もてあまし陽は暮れなずむ 思ひ出と共
14
もっと見る
秋日好
もう何年サムネに使うチューリップ思い出重ねて今も咲きおり
11
もっと見る
秋日好
寂しいということだろう穀雨避け照らす夕陽も眩しいばかり
9
もっと見る
秋日好
その枝を触手のように絡ませて吾を繋げよ黄梅の花
2
もっと見る
硝子
うちなびく春に散りゆく夢も花人も花とぞ先をあらそふ
10
もっと見る
KEN
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
11
もっと見る
うすべに
過ぎ去った時をとどめる古家の かたづけ止める思い出ばなし
12
もっと見る
硝子
知らぬ間にながれゆく世に愛でられしものこそわが世ひとときと知る
5
もっと見る
兎桃
糖尿の夫に付き合い食養生小腹のすくに堪えるは難し
3
もっと見る
滝川昌之
機長から目的地晴れのアナウンス ベルト着用サインが消える
13
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[124]