大河千紋のお気に入りの歌一覧
浅草大将
はるかなる雪の山路をなつかしみ秋の月夜に冬をはなさむ
4
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あらやしき
もし生まれ変われるならばカマキリだ君の血肉となって果てたい
3
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あらやしき
泣けば泣く笑えば笑ういつだってわたしあなたの鏡像になる
4
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あらやしき
きみに会いたいきみに会いたいけどぼくはぼくでなくてもいい気はしてる
15
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紫苑
コーエンの霧に捲かれて差し招く手も視えぬまま君とダンスを
19
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粕春大君
敷島ややまとしまねもとこしへにやよ安らかれ千代に八千代に
28
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山田杜魚
この胸を断ち割りて見よお前への愛が刻まれてゐるという嘘
4
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山田杜魚
隠すべき傷痕がどれかわからない。あなたが指でなぞって。決めて。
6
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三沢左右
響きあい世をば織りなすふた声の 数寄の歌声 伊達の歌声
16
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芳立
見上ぐれば鈍の雲間にあかねさす君がかけくる夏のきざはし
15
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詠み人知らず
ポケットに少しの嘘とビスケットたたいて割れて粉々になる
24
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メガネ
大気圏に燃ゆるさだめと知りてしか故郷の星目指す君はも
20
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薫智
鍵かけて僕の心を閉じ込めた君に預ける鍵も権利も
10
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紫苑
声もなく羽を寄せ合いひと夜逝く鉄条網の鳥かごの底
12
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山桃
実葛美男なりしを千年ののちの杣木の醜の楯なる
14
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でくのぼう
うたかたの世にも悲しき命ゆへ百年の後も巡り會はんや
19
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卯月
嫌われるのが怖いからありのままの君が見たいと言うのはやめて
11
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まるむん
君に向けた声が途絶えて手のひらの上遊ばせる仮想現実
6
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氷魚
意地を張る心のどこかは硬化してわたしのなかでからから嘲笑う
9
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聴雨
水底に揺らめきながら沈みこむ淘汰されゆくほのかな思い
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