虹岡思惟造のお気に入りの歌一覧
舞
雪残る 山より出でる 三日月の 浮かぶ湯船に 月と湯に入る
15
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へし切
ひらひらと四月の空を舞ひ散るは 春のなごりや 花のあとかな
18
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ななかまど
復興の空中回廊清正の力強きかな大小天守
18
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ひな ろくろう
鎌倉に行きたる妻が晩酌は勝手にしろとメールを寄こす
4
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さいおん
玉梓 妹響弖 射干玉 夜之盡 寐不勝鴨
8
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茂作
となり畑玉葱青々と繁りけり 冴えぬ腰折れ吾れが育てし
16
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里香
うた一覧 さくらさくらと 重なりて まだ見ぬ花に 触れる心地す
16
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里香
磨かずば 美し玉も 朽ちぬべし 日々磨きつ 浮き世渡らん
14
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灰色猫
メモ帳にさくらさくらと記しては破って風に食わせてやろう
11
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ななかまど
萌黄色が一雨ごとに増す庭の新芽燃え立つ枯芝のなか
23
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舞
二人して昔し語りの尽きぬほどともに歩み来夫婦善哉
12
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滝川昌之
甘すぎる柔らかすぎる春キャベツ紋白蝶の子育て用の
22
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ななかまど
柔らかな春の陽ざしに山茱萸は空に黄の色溶かしおり
22
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滝川昌之
散り出せば桜に大人の艶も出て恋の一つも終えたくらいの
21
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横井 信
早朝の涼しい風に高鳴いて花びら散らす鳥の羽ばたき
15
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浅海
別れの日 悔しいほどの 快晴に 前を向いて あなたを忘れる
10
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茂作
野に滿つる菜花ひともと手折り來て 瓶にかざせば此處にも春が
22
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滝川昌之
竹林で美声を磨く春鳥の気をそがぬよう息ひそめ聴く
22
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KEN
花笑みの 唄にほころぶ 桜かは うたかたの春 互い寄り添ひ
15
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こるちぞう
梅辛夷仲良く咲ゐて青空の高枝を見るその先に月
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