飛和のお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
霜踏みて鳴き砂のごと参道の遥か緋色の椿三つ四つ
13
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舞
大空に隠されていた妖精が凍りて出でるダイヤモンドダスト
7
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衣装箱
橙に藍が降りるを眺めつつもう一息の天空オフィス
4
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灰色猫
カプリコはいちご味しか認めないバレンタインはいちごで攻めろ
6
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れもん24
クロッカス雪溶かす風梅の香とわれの回りの春への和音
8
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茂作
春立つと云へども風の冷たくて 膨らむ梅の未だ躊躇ふ
16
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灰色猫
冬の字に草かんむりを乗っけたら苺っぽくてもう春ですね
10
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灰色猫
星たちが友達なんて寂しげにひとりぼっちで旅立たないで
11
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夏深
偽りもなしに広がる青空を信じられると冬日の街で
11
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秋日好
愛用のコートを羽織りマフラーを忘れた朝に春は煌めく
12
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ながさき
悲しみは 心の中で 「優しさ」に 悩みの果ては 「智慧」へと変わる
12
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横井 信
あせらずに歩みを止めて振り返る冷たい風も新たな出会い
28
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横井 信
夕暮れの揺れる水面に読み終えた本の中身をそっと浮かべる
12
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千映2
君が漕ぐ花筏なら乗りますと深い眠りの春浅きころ
28
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ななかまど
北に浮く柄杓の長さ目で追いぬ北極星は記憶の座標
16
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ななかまど
一冊の本手にすればわが心足踏み走り曲がり疾駆す
11
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れもん24
研ぎ澄ますかわせみの背の光沢に刻は止まりて水面鎮もる
11
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
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