飛和のお気に入りの歌一覧
うすべに
雨に濡れかおり染みこむ花なみだ 梅見る人の傘のしずくに
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舞
黄昏の時にぞ出でる魔のごとく微睡む夢の初恋のひと
7
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茂作
あと幾度見られるものか知らねばや しばしな消えそ山茶花の雪
13
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ななかまど
人あまた笑む季節かな菜の花の黄の帆布揚げ船出する春
8
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時計台
オリーブの枝葉見ゆれば 向きさまざま なるほどこれが平和の象徴
8
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夏深
切なさは街中に出てざわめきに紛れ込ませて帰って来よう
6
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つばす
冬寒ももう直ぐ終わると花時計 刻みて蕾息づきをり
7
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vermeed
つれたまふ さくらのいろを 言ひし君想ひも全て 忘れれば今
3
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灰色猫
恋とやらまことに積もるでござろうかまずは気化しめ試しましょうぞ
5
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び わ
梅の木が可憐な花を散りばめて寒さをこらえ朝陽呼び込む
5
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きくゑ
氷結の刃を隠す箱庭の逆さつららにふわり雪積む
5
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ななかまど
山の端へいまし沈まん冬の日がわれの肩へと朱の帯掛ける
10
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KEN
來る春と歸らぬ春の搖れにけり 花柄の窓掛の影光に遊び
10
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きくゑ
星形の氷張り付くガラス越しゆっくりのびる飛行機の雲
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きくゑ
暮れる陽に向かう筑波嶺そろそろと融けゆく映し朱鷺色のころ
11
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きくゑ
立春に片手無くした手袋の握手のあいて探して歩く
12
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里香
味わいは人それぞれだ この人生 酸いも甘いも深い彩り
12
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里香
思い出よ心にねむれ安らかに 美しかったと思える日まで
15
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里香
激情を伝えるすべも知らぬまま さすらいここに ほとばしる歌
14
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草木藍
夕暮れてわずかに碧さ残る空日脚の伸びてゆっくり歩く
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