飛和のお気に入りの歌一覧
おちふう
濃い青と星の波だけそこにあるたった1人の宇宙がほしい
11
もっと見る
おちふう
「気づいて」と「気づかないで」を往き来する私をよそに夜は更け行く
11
もっと見る
おちふう
人は海 広さ深さも冷たさも色も自分で決められる海
8
もっと見る
舞
あなたへと似合う花など探しては歳は経にけり冬の真白日
11
もっと見る
里香
飴玉の薄くなったを 割らぬよう 舐め回すよう 笑顔を探る
6
もっと見る
ななかまど
雲間から日の射しおれば裸木が雪の絹布に描く麗人
13
もっと見る
艸介
麓にてはや咲きにける梅の香を 胸に残して雪を掻きぬる
10
もっと見る
舞
遠い日の恋の傷痕たまゆらの光りを残し消える流星
9
もっと見る
艸介
荒漠の冬の原野にひとり立ち 見えぬ高嶺をずつと見ている
5
もっと見る
横井 信
軽快なリズムをずっと繰り返す冬の広場のブレてく景色
10
もっと見る
きくゑ
望月は翼授かり凛として光とどけし母の命日
5
もっと見る
うすべに
雲切れてふいに華やぐ土手道に 風寒くても笑う菜の花
6
もっと見る
茂作
柔らかな空に伸び行く玉葱の葉の 疑ひ知らぬ眞つ直ぐな夢
11
もっと見る
大元油谷之助
八重に咲く紅梅の蔭 自販機に押し戴くは香りなりけり
3
もっと見る
横井 信
僕を連れ春の陽射しへゆるやかなカーブを描くレールの軌跡
10
もっと見る
高松 蓮
マフラーを はずす襟元 久々に イミテーションの パールネックレス
7
もっと見る
キタハラ
生きているための理由をGoogleでさがして今日も午前四時です
100
もっと見る
滝川昌之
焼そばに色を残して紅ショウガ一夜の恋のごとき爪痕
11
もっと見る
茂作
蒼空にさやかに映える白梅は 殘る雪とぞあやまたれける
10
もっと見る
横井 信
まだ暗い二月の朝のひかり受け北へと向かう鳥の隊列
9
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
>>