飛和のお気に入りの歌一覧
猫谷しゅう
おろしたての靴はちょっぴり恥ずかしく花びら敷いた道をゆくよう
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舞
宇宙の空戻ることなく流星の消えてぞ残る夢のひとよに
5
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洩矢転石
いちごって恋と同じときみはいう「甘いだけでは美味しくないわ」
3
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猫谷しゅう
ここからが春だと澄んだ晴れ空に飛行機雲が境界を引く
7
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猫谷しゅう
たましいを吹き込むように画家は絵の瞳にひかり一粒のせた
7
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望月薫
黄緑の鎧を脱いで朝陽へと白い翼を開く木蓮
9
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うすべに
満開の梅のとなりにぬくぬくと 寒もどってももふもふ光る
4
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ななかまど
西空の色濃く染めし夕焼けの遠き思い出クレパスの朱
10
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横井 信
夕風に梅の香りのただよいて道ゆく人の交わす微笑み
11
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ななかまど
春の香と冬のなごりが同居する日向の小春芽を出す土筆
11
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横井 信
昇りくる朝のひかりに背を伸ばし踵を鳴らす春の玄関
10
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舞
雪緩む北の街にも啓蟄の風にも明かく春は装おう
7
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洩矢転石
恋だってひこうき雲と同様に発生するには条件がある
3
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滝川昌之
陽射しより影が優しくなる午後は大地が安堵している春を
14
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恣翁
カーテンを洩れたる春の陽の中を 妖精のごと 塵ぞ舞ひける
14
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舞
星に問う言葉は消えて残滓のみ指にはのこる恋した記憶
5
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茂作
うらうらと春の光に照らされて 色を擴げる蘿蔔の緑
15
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なりあきら
朝ぼらけ うっすら積もる 雪を見て 花かと思う 春を感じて
6
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横井 信
早春と呼ぶにははやい裸木の梢にゆれる雨水のひかり
10
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横井 信
ゆっくりと本を読んでる日曜の空ゆく雲にこころも休む
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