ひげじぃのお気に入りの歌一覧
トウジさん
あはれやな大学ノートにあえか文字遺すレシピに尚妻恋ふや
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うすべに
くちびるの色を宝珠にさしだして ふくよかに追う慈悲のまなざし
10
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天鳥
繰り返すエービーシーの蜃気楼ローマへの道今日も歩かん
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横井 信
夕暮れにクラリネットを奏でれば風はやさしい正月の空
12
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茂作
哀しかな外の葉衣霜を置き 紐に捕らはれ白菜は耐へる
16
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茂作
うたげ終へ子等を門まで送り來て 妻と片附く部屋の靜まり
17
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舞
母のひく橇に乗せらる幼な子の紅いホッペの愉しげにゆれ
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ななかまど
あれこれと貰いし暦選り分けて一つ飾るが初仕事なり
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滝川昌之
駅伝が去れば寂しい沿道のごとく送りし帰省の我が子
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ななかまど
兎も角も事の初めに息災を天に願いて初日を拝む
14
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恣翁
大股に歩く寒き夜 石畳鳴らして響く 高き下駄の音
18
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紫草
新しき年の初めのめでたさや金時人参鮮やかな紅
13
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茂作
手水にも錢沈むかな法華經寺 よき年なれと祈り重ねん
12
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ななかまど
寒つばき眼ざめよ白き雪の下おのれの赤を冬空に描け
10
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横井 信
靴ひもをぎゅっと結んでお社へそっと踏み出す今年の一歩
12
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茂作
初日の出孫が發句を唱へれば 下の句探す良き新年初め
12
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へし切
忍び寄る 六波の気配に迷ひつつ 皆が集ひて祝ふ初春
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恣翁
遠く打つ除夜の鐘こそ 夜気揺らし 新たな歳を羽搏かすらめ
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葛城
雪持ちの南天も笹も日本画の中にあるがに年末寒波
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桃山
ゆっくりと二人でお茶をのむ時を持てる幸せこの大晦日
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