草津和泉守のお気に入りの歌一覧
へし切
寄り添ふて妹が名残りの夫婦雛来世の逢瀬夢見て飾る
46
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へし切
哀しみの吾のこころを酌みもせず今を盛りと咲く花ざくら
45
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ななかまど
はるばると印度洋を渡りきて終の住処となる御影石
17
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ななかまど
聖火去り盛夏の夏も過ぎんとす五輪にひかるアスリート魂
9
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滝川昌之
逆上がり初めて出来て見た景色つぶした肉刺は手の金メダル
18
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滝川昌之
今引いた スタートラインに 前を向き また三年後 輝けJAPAN
12
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へし切
病む人を治す術なき吾なれど歌により添ふ友となりたし
48
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へし切
始まりは届かぬ思ひの虚しさに祭りのあとはひと夏の夢
14
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KEN
六地藏なのかばかりの命降る蝉の時雨に袈裟を濡らして
24
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KEN
野の菩薩早乙女花を瓔珞にせめて飾りて人を待つかな
23
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KEN
会津峯のふもと敷きつむ蕎麦の花湖渡る風受けて白波
43
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KEN
子に諭す 逸話のやうな 国ふたつ 歎きを隱す 歎きを嗤ふ
11
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KEN
トラウマは 銀のロザリオ 青空の 百日紅咲く 八月六日
13
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うすべに
カーテンを開けておもわず見つめあう 迷った蝉がはりつく網戸
11
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橘
半端ない煙の量の森林香菜園仕事の祖母にと贈る
16
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葛城
大きなるヤツデの陰の苔の上に斑猫二疋憩ひし夜明け
11
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望月薫
黄昏を映す川面に揺らめいて祈りを運び光る送り火
7
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へし切
ゴーツーに習ひもせずに 二の舞とならずや 浮かる五輪の祭り
12
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へし切
核のない世にこそ平和の礎あり祈りとどけと広島の空
13
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へし切
秋の音に午睡の夢を覚ましけりコロナが遠き話になるを
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