朝比奈のお気に入りの歌一覧
葛城
長年の身に沁みついた習慣に戸惑う所作の己を嘲笑う
17
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きくゑ
ゆるやかに尾のひく緑灯燃え落ちて南の空へあまたの祈り
14
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音弥
駄歌並べ悦に入ってる暇つぶしにもそろそろ飽きの風が吹いてる
11
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橘
午後からの多忙に備え早弁を強いられ籠るマイカー暖か
13
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へし切
狐火に冬の荒れ野の枯れ尾花 吾が身は恋の炎と燃ゆる
14
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へし切
欲深きものは 己の身の程を忘れ 何もかも欲しきものかは
10
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名鈴
面影を 求むるあまり 黄昏に 君吹く笛の 空音聞きけり
21
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恣翁
暁の川の浅瀬に 月の女児は ひとりぼっちで踊ってるとふ
12
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茂作
寒空の赤き柿の實哀しかな 喰ふ鳥も無くひとつ殘れり
14
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うすべに
きっときみは来ないだなんて吹っとばす ツリーで微笑むクレヨンのサンタ
11
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名鈴
水鳥の 番ひの鴨よ な離れそ 人たる我ぞ 嘆く隻鳧よ
20
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葛城
先細る旅路と思えどまだ道は見えつ隠れつ朧に続けり
7
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ひげじぃ
柄になく鈴の音流る花店のジングルベルに背中押されり
12
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秋日好
オミクロン八百人を既に越えいずこに向かう英国の冬
9
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きくゑ
その谷に降り積もる星千年の紅葉舞う魔や時の流るる
8
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桃山
紋入りの淡い錆朱の色無地を義母より贈らる炉開きの為
8
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桃山
早めだと笑われぬかと一抹の不安抱きつつツリー飾りぬ
9
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茂作
朝ぼらけ雲のはたてに鳥立ちぬ 産まれし雛は育ち混じるや
12
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葛城
日短くなるに従い入浴の時間は長くなりてゆくかな
7
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ひげじぃ
梅、桜、紫陽花、向日葵、時は過ぎ椿も散りてひとり居の暮れ
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