あぶくのお気に入りの歌一覧
葛城
圍爐裏端手打ちの蕎麥を味はひつ魚燒く晝餉の代へがたき時
9
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桃山
お茶室のリメイク披露に集うにも着付けは気負って果ては気疲れ
11
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桃山
さぼしする夏の着物は透き通り風に揺れるも涼しくありぬ
12
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きくゑ
うつ伏せの君の背中に眠り猫 深き寝息の 代わる代わるよ
7
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きくゑ
ミント水 グラスの底に桃の種 あとひとくちの とろりと甘き
11
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音弥
完結は作者の脳に萌芽して萌芽のままにベルセルク未完
11
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音弥
夏空の広がるを待つ新しきロードデビューの可愛い奴と
13
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涼し炉
夏だから マニキュアの色は 青がいい わたし今 足に 海を飼つてる
13
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Proverbe
離れ住む 娘の声に安堵して 昔語りの妻の微笑み
12
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橘
夏の宵小路の脇の薄闇に七色の火の花咲き渡る
9
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橘
つややかなチェリーとなりて浮かびたいサントリーニの海に抱かれて
12
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へし切
風鈴の絶へて久しき夕涼み酷暑に夏の風情なきかな
13
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へし切
そもそもに呪われたるやこの五輪 退くも進むも茨にやあらむ
13
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朝比奈
ひたすらに無心に土を手びねりしもの造りせし既知を羨む
19
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朝比奈
山際を煙らす霧の忍び入り無双窓吹く白き荒南風
18
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つばす
京から祇園囃子が聞こえない 有るものが無い令和の夏
5
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つばす
打ち水がすぐに霧散する人いない 蝉だけ鳴く灼熱の大地
4
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詠み人知らず
咲き乱れ 負けじと花が 化粧する 夏を盛り上げ 響くは蝉時雨
6
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詠み人知らず
夏場には 学校水着で 川遊び 祖父は離れて 鮎漁をする
7
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ななかまど
羽音たて朝顔に顔うずめつつ花粉だんごの蜜蜂に夏
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