柊+のお気に入りの歌一覧
へし切
吹きわたる 秋の野風に 萩の花 散りなむのちぞ 恋しかりけり
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ななかまど
陽のささぬ日陰に咲きてドクダミと呼ぶには清し洋館に花
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名鈴
夕されば 夏の名残の 日もさびて 時に合ひてぞ 物思はする
18
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横井 信
はやばやと秋の夕陽は傾いて街にのびてく鉄塔の影
15
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葛城
閉め忘れ夜明けの大気忍び込む窓より深き秋の沁み入る
14
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音弥
優雅なる長き羽根もつオス蟻にあやかり来世は子作りに励む
10
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KEN
遠きもの 西へ暮れる陽 其を歌ふ わらべらの声 影長き道
14
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Proverbe
「治療より予防が優る」この言葉 まさにコロナ禍 世界の現況
12
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滝川昌之
八階のお好み食堂 半券をちぎられて待つソフトクリーム
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ななかまど
子を中に寄り添い歩く丹頂の命かがやく天恵の愛
12
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へし切
ひそやかに 置かれた場所で野の花は優しく咲けり 人も斯くあれ
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うすべに
ふくらんだ金木犀のつぼみから 洗濯物も香る秋の日
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横井 信
風を追う夕焼け色の枯葉踏む音を楽しむ河原の散歩
16
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滝川昌之
台風のうねりに耐える小舟ごと駅までもてよ俺とビニ傘
14
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横井 信
台風の風の近づく朝だけど続く会議にそっとため息
13
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KEN
一途さは 雨に洗はれ なお哀し 夜をこめ鳴きゆ 秋の蟲はも
14
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KEN
しきたへを 湿らすほどに のどよひぬ のわけ行く後 つづれさせの音
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葛城
なにかなし親の心をしみじみと思い遣られる秋の夜長は
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滝川昌之
遠足のお土産だったドングリが図画工作で成るヤジロベー
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へし切
野分だつ風に揺れつつ秋桜の花咲き撓ふ繁き恋はも
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