柊+のお気に入りの歌一覧
朝比奈
虫の音も幽かになりて夜は長み燈火親しむ頃となりけり
17
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へし切
妻逝きて 否ぶもならず家事をする その名も愛し「たそがれ清兵衛」
14
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横井 信
ひらめきをじっと待ってる秋風の通り抜けてく夜中のオフィス
13
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KEN
あはだちさう 帰らぬ時の 匂ふかも 昨夜の秋露 風に消しつつ
13
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葛城
久々に一雨くるか鈍色の雲喜ばし気に広がりており
12
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ひげじぃ
窓外の見あぐる空は鈍色の我が茫漠の胸内に似て
11
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名鈴
古里は 常に心に 在るものを 直目に見れば 更に思ひ出づ
25
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滝川昌之
妻とよく不動産屋のウィンドウで結婚前に見てた間取り図
17
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ななかまど
秋桜を気づかうような秋霖に濡れて帰ろう君を想いて
13
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ながさき
限りある 命にしあれば なほさらに 「つひに願ふは仏国なり」、と
8
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横井 信
十月の朝は涼しい通勤の列車は走る刈穂の田んぼ
12
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名鈴
遠目には 黄金に見ゆる 秋の田の 刈りて軽きは 架くるに悲し
13
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へし切
おだやかに過ぎる一日に 手を合わす 夜のしじまの秋の虫の音
18
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朝比奈
小山田に秋の入日の差し残り刈株さみし人影もなし
14
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ななかまど
滄海を拒むかに建つ防潮堤コンクリートのむごき荒肌
11
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名鈴
橘の ゆかりと聞けば 何と無く 香の似たるがに ゆかしく覚ゆ
8
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滝川昌之
小遣いを先に使った子のようだカレンダーでは朱い平日
21
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へし切
花の名を知るも楽しい 日日草 日日是好日なりとや
14
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横井 信
西日さす山の麓のお社に拾う木の実は散歩の土産
12
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滝川昌之
柔らかき女神のような秋の陽に頬染めてゆく野の山の木々
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