武蔵野のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
お休みの 終わりを告げる 胸が鳴る 留守番の日々 始まり始まり
5
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詠み人知らず
手櫛にて 髪をとく指 長さ知る 顔が丸くて 短さ似合わぬ
4
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朝比奈
葦火たく湖畔の縁の薄煙 今年の業を皆仕舞いつつ
18
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橘
予防線おのれはしっかり張りながら他のプライバシー犯して恥じず
12
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里香
砂浜を 覆うばかりに 軽石の 黒ぞつもりて 重荷となりぬる
11
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詠み人知らず
秋風が 鼻先擽り 気持ちよく 微熱を冷やす 月のない空
8
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ぜんまい時計
作業着に 身をつつみ行く 娘らに 貧しき国を 負わせ風吹く
6
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へし切
秋さびて 利休鼠の夕しぐれ 心の秋の侘びしかりけり
11
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可不可
降って晴れ 降って晴れて空模様 まるで女心とか言はれ
4
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可不可
氷雨とも紛ふ空を逆うらみ 自分の冷たさ棚に上げて
5
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可不可
夏は見のがした海の彩 いまさら 秋空に谺す波音
6
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へし切
老い惚れば過去を慕ひつ夢に見る 若きは未来の夢を見るべし
12
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詠み人知らず
秋風が 耳を擦りて こそばゆく 紅葉まだか 片手に花火
5
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詠み人知らず
身を粉にし 働き尽くした 日々の汗 忘れはしない 夢半ばの折れし心
3
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詠み人知らず
秋に揺れ 涙落とさず 歩む道 明日は記念日 汚した泥道
5
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可不可
モスグリーンの傘さした小父さん トトロそっくり 笑ひ噛み殺す
4
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可不可
川面ながれる紅葉さながら 街に戻って来た 傘の華
3
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詠み人知らず
目を閉じる 爽やかな水の せせらぎに 一線の糸を 見いだす数秒の賭け
3
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詠み人知らず
秋の香に 実る果実に 舌鼓 夢だと消して お土産を待つ
3
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詠み人知らず
細く書け 力いれても 壊れずに 目を凝らしては 文を書く楽しみ
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