音弥のお気に入りの歌一覧
葛城
隠居する時期はいつやらわびさびを愛し俳句をひねり世を生く
11
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名鈴
落つるより やがて冷えゆく 涙かな 一人寝を寝ぬ 冬の夜寒し
16
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へし切
巷間に 灯りの花の咲き初めて 十一月暮れて もう冬隣り
17
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朝比奈
今年見し雲間の月を麗しとまた眺めする時はありしか
13
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名鈴
帰る日を 君言ひ置かば かくばかり 心許なく 日を重ぬるか
21
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桃山
街路樹の葉を吹き舞わす強風にすくむ襟首真冬の気配
13
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葛城
彼のひとが好むを好み彼のひとが嫌うを厭いし幼き日の愛
14
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きくゑ
ほんのりと未だ青残る万両の実へ声かける今朝も寒いね
8
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名鈴
由のある 家の風こそ 守らめと 主の留守も 忠実なる長人
22
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葛城
明けきらぬ霜月の朝を降りつのる山茶花時雨に冬思う頃
21
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朝比奈
サークルに在らま欲しきと思う人無きが多くもなりにけるかな
18
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横井 信
雨を呼ぶ風のあそんだ公園に秋の深まる銀杏の並木
15
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茂作
團栗を拾ひて見せる幼子に 歌ふ媼なの輕きソプラノ
16
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び わ
大型のお菓子屋さんが開店し吾も家内も夢が膨らみ
5
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名鈴
夜な夜なに 夢通はむと 思ほえど 涙の川の せきあげさはる
19
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葛城
草の実の匂い微かにつややかに色も際だつ新米の白
18
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葛城
日の神の岩戸に籠るそれよりは静かに暗き月読の影
13
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朝比奈
去る者は日々に疎しか俤もそびら向けるがごとく薄れる
16
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名鈴
長人が 親めく言の葉 降り積ませ たより無き身の しばし温めり
22
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葛城
さめざめと女泣くかに通り雨過ぎたる跡の紅葉いろ濃く
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