音弥のお気に入りの歌一覧
葛城
松飾り大小作り設えてまず飾り終え就寝となり
13
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桃山
遠目には薔薇の花かな葉ボタンの門かど飾る年の瀬の街
12
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へし切
夕暮れは 君恋しきに冬の空 緋に染めゆく入り際の街
18
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みっさん
凍りつく冷たき土にチューリップつんと真直ぐ天に芽を上ぐ
8
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へし切
聖なる夜 ひとり祝うか コンビニのショートケーキに ユーミンの歌
17
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橘
世の中を同じ生きるに憚らず人は踏み台人は梯子と
12
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朝比奈
岩を打ち砕くがに見ゆ波の花の柵崩る冬の北海
11
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桃山
窓越しに瞬く色もとりどりのツリーの光り穏やかな慰撫
16
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きくゑ
イブの朝祝詞唱えるカーナビは日常告げずメリークリスマス
8
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ひげじぃ
外はただ寒さ抱ふる歳晩の聖なる夜に手に手を温む
17
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名鈴
来る季を 共に過ぐすと 契りしに 別るる冬ぞ 心凄しき
18
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へし切
枯れ落ち葉 踏めば空しき足の音 春はふふみて 深みゆく冬
19
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橘
しょうもない私はしょうもないなりに悩みの中に今日も生きてる
12
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只野ハル
さようならすべてのエヴァンゲリオンとまた一緒に言ってる暮れの夜
5
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朝比奈
零余子なる小芋を取りて小春日に妻茹でくれし麦酒のあてに
10
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名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
20
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ひげじぃ
膝上の中折れ帽に指をそえ君待つ夜へバスは急ぎぬ
16
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茂作
蹈み入るを足も迷へる霜柱 ほどなく消へる命なりせば
20
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名鈴
微睡めど 片敷寒み 風の音に 寝聡く目覚め つとうち明かす
65
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葛城
裏山に伸びし青竹今年もや伐りて設う門松のため
20
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