桃山のお気に入りの歌一覧
桜田 武
コロナ前娘と孫と行きし定山渓あの湯けむりあの旅もう一度
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葛城
白く濃く夜の静けさ留め置きまだ霧晴れぬまどろみの内
14
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ひげじぃ
裏になり表になりてもみじ葉はコートの肩に散り惑い落つ
11
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名鈴
枝に残る 秋の形見の 紅葉葉を 嵐惜しまで 吹き散らしけり
24
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名鈴
敷栲の 枕片去る 思ひ寝の 幾日経るとも 慣るべくもなし
20
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朝比奈
この先は週の始めも月末もやや戸惑いぬかもけじめなき身は
15
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へし切
ひとり寝の 幾夜寝覚めぬ日日並べて 夜には百夜に 慣るるものかは
18
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名鈴
露しげき 夢の寝覚めは 闇深き まだ明け暗れの 辺りなりけり
20
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音弥
会う機会半年もなく漸くに酒酌み交わす帰国後の友
17
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千映2
不条理な恋と知りつつコロナ禍に老けるだけかな見てくれだけは
7
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葛城
長年の身に沁みついた習慣に戸惑う所作の己を嘲笑う
17
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橘
由良川の流れ吞み込み冬空の下静かなる天橋立
14
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名鈴
延ふる木を 失ふ蔦は 地に萎れ もみぢで濡ち 朽つるばかりよ
15
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葛城
如何なる降る雪見ずに春となる年ありしがと眺め暮らしぬ
10
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紫草
魂の抜けた豆腐というものがあるわけないが今日のわたくし
13
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なぎ。
締め切りが背後に迫る足音は 届いているが聞こえないふり
7
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艸介
冬木立 枝の彼方の空朱く 今日が暮れゆく 年も暮れゆく
10
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艸介
冬凪や 影絵の山に陽は落ちて 瑪瑙の闇を水鳥がゆく
15
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朝比奈
杠にだいだい昆布ほんだわら注連縄ワゴンに盛られ出を待つ
14
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橘
県跨ぐ移動に疲れ気疲れにオンラインサロンも参加せぬまま
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