梅星のお気に入りの歌一覧
蔓葵
下紅葉うつろふまでに冴ゆる夜の虫の音遠き山の端の月
9
もっと見る
さいおん
相見ても目をば側むるものからに継ぎて見まくの鏡の君かも
3
もっと見る
さいおん
相見れず鏡の君を見しものを目をば側むる思ひし情に
2
もっと見る
南都
夕時のフードコートに身を置きてひとの夢など盜み聞きをる
5
もっと見る
さいおん
東の空に望月見えたりやこよなしことは君とあい見ゆ
2
もっと見る
はなしのぶ゙
まんまんとわれが懐裡に溜めおかむ八重の花びら散らす桜を
3
もっと見る
蔓葵
しらじらとうすくぞ霜のさむしろにむすぼほれゆく宿の月影
10
もっと見る
さいおん
明けぬ夜はあらずと言へども我が恋ははじめなきこと明けずも暮れずも
2
もっと見る
千映2
君が漕ぐ花筏なら乗りますと深い眠りの春浅きころ
28
もっと見る
千映2
せつな色わくわく色の絵具取り筆走らせて紅葉を描く
9
もっと見る
稲千代
ほろほろと傘を打ちたる秋雨の音をききつつ一人ありけり
8
もっと見る
ななかまど
球根に巻いてある帯といてやる思い楽しく咲かしめたまえ
13
もっと見る
可不可
濡ら濡らと街の灯うるむアスファルト 私の傘も夜光虫
8
もっと見る
shooonk
星なんざ見えない夜でもかまわない君が隣のドライブ・ハイウェイ
3
もっと見る
横井 信
青空に染まることなく白鷺は少し冷たい風に吹かれる
12
もっと見る
名鈴
楽しさの あまりに夜は 疾く更くよ 斯く心解くは 君なればこそ
11
もっと見る
緒川みるな
白露の 奧山越えて 去りゆかむ 秋がをみなを 愛しと思ふ
15
もっと見る
さちこ
君という魔に溶かされて液体となった私が床に垂れてる
10
もっと見る
浅草大将
うぐひすの涙を知るやしら梅の花をしづくの一つ零るる
21
もっと見る
二斎
夕闇に途絶えて紅き梅の花名殘の香を裾にうつさむ
12
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>