みをつくしのお気に入りの歌一覧
ななかまど
シニア割りという特権を使うときありがたく見る高齢の文字
9
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ながさき
ベランダの 物干しざおに 羽やすめ 何か言いたげ トンボ悲しも
12
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はなしのぶ゙
春水を裡いっぱいに溜めおかな明日は傘寿となる吾れがため
4
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千映2
冬越しの鉢物花を取り込んでこれが最後にまさかまさかと
3
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び わ
二度寝して今日は遅起きごみ始末シトシト雨が急げ急げと
3
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KEN
たまぼこの 路の楓の 燃ゆる朝 うつつへ逃げる 雲の影かな
10
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宇佐木芙和子
寒風にひとり 温もり恋しくて 覗く自販機 缶入りスープ
4
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横井 信
在勤で机をうばう父の背にあかるい声のテストの結果
14
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滝川昌之
かぼちゃ色の夕陽に暮れる街中でコウモリたちがねだるキャンディ
18
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名鈴
被せ綿を 九重にして 奉らむ 千代に続くぞ 君が菊の宴
7
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ななかまど
重なりて栞によき葉かさなりて読めぬ歌の碑指でなぞりぬ
9
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恣翁
こめかみに 梅干し貼った 婆さんが 店番してた 町の駄菓子屋
15
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ながさき
福島の 原発事故の 影響か トンボがいない 蝶々がいない
8
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横井 信
暮れてゆく窓をみつめてふりかえるノートにおどる今日の足跡
7
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名鈴
眠る間に 君の離るるが 恐ろしく 髪で絆して 瞼を閉づ
7
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名鈴
秋夜毎 残る青葉も 露に濡れ 紅葉ぢゆくがは 確かなりけり
11
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KEN
川辺焼き 澪照らすなり 朝の陽は 結ぶ露をも 黄金に変えて
12
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滝川昌之
膝に居て門前に居てやがて吹く北風に入る小僧は忙し
21
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ななかまど
闇せまるつるべ落としの五稜郭時は止まりて漁り火をまつ
11
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ながさき
からすうり 朱色のヒカリ 放ちおり 緑の森の 紅一点と
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