詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みをつくし
仰ぎ見る皇帝ダリアの競ひ咲き うす紫映ゆ澄みし青空
19
もっと見る
滝川昌之
メールにも行間はある無理をして叔父が挿んだ絵文字などにも
17
もっと見る
横井 信
刈田へと冬を迎えて冷え込んだ朝の空気に沈むしら月
10
もっと見る
滝川昌之
絵画館 中の展示に加えたき外の銀杏が描く黄金色
18
もっと見る
ななかまど
歳を積み経験とふ物差しのあるを頼りに浮世の一葉
12
もっと見る
みをつくし
酒なべて甘露に思へど悲しけれ 一合飲みて顏は一升
20
もっと見る
横井 信
いらだちをぐっとこらえた1日のカップに残る渋い珈琲
11
もっと見る
緒川みるな
轟々と 北風荒ぶ 音すなり 圍爐裏火炊ける 丸屋の夕べ
2
もっと見る
舞
赤トンボねいやは去りて白秋忌ギヤマン満たす酒さえ寒く
7
もっと見る
横井 信
夕暮れの町に明かりを灯してく家路急がす百舌の高鳴き
12
もっと見る
恣翁
山の端の木末の 風も吹かざるに そよげば 月ぞ出でむとすらむ
11
もっと見る
ななかまど
すずなりの柚子の熟れたる頃なればその香浴びんと初冬の心は
7
もっと見る
みをつくし
雨降りて緑葉玉にしだり落つ その黄あざやか石蕗の花
17
もっと見る
滝川昌之
子の熱をおでことおでこで測るとき行き来するのは別の温みも
13
もっと見る
滝川昌之
デキャンタに移し替えては朝食にオレンジ色を注ぎ足したくて
17
もっと見る
横井 信
答えなど見つからぬまま山寺の桜紅葉の落ち葉を拾う
13
もっと見る
ななかまど
毬栗のみどりの針の錆びたればしまい込みたる土鍋そろそろ
9
もっと見る
みをつくし
朝露に秋明菊の花開き 町も白々霜月の色
17
もっと見る
灰色猫
混沌の時代だなんて嘆くけど荒れぬ時代があったでしょうか
10
もっと見る
灰色猫
まだ少し武装しないと無理みたい誰かと愛を分かち合うには
10
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[47]