詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
さびしげに紅葉の色を愛で歩く気づけば燃える恋路をひとり
7
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うすべに
影すすき 日暮れの早い山里の青く沈んだおにさんこちら
8
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滝川昌之
会食の予定の入らぬこの年の空の手帳に迫る歳の瀬
18
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みをつくし
澄み渡る青空を背に風を受く 南京櫨のすがしさざめき
21
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ななかまど
軽きおと布団の中にまろびくる秋が冬へと転がす枯葉
10
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灰色猫
本心を晒して生きる勇気など持ってないから歌うんだろう
10
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灰色猫
燃やされて仕舞うのだろう紅葉に想いを込めた手紙のすべて
10
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灰色猫
愛しくて涙を流す砂浜に打ち上げられた日記を抱いて
10
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夏深
無人駅を後ずさりしてく一両のローカル線に秋はたそがれ
8
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横井 信
山茶花のつぼみ膨らむ垣根からやさしい鳥の歌が聞こえる
10
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灰色猫
猛禽の爪に裂かれる雛鳥の死にゆくまでの夢を見ないか
10
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KEN
庭先に 小春日和を 留めけり 時雨を彈く つわぶきの色
11
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滝川昌之
焼売をシウマイと書く横浜の異国情緒はそんなところに
19
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みをつくし
落ち濡れてかさなり合ひし柿の葉の 足元重し鈍き錆色
19
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ななかまど
マスクして人混み行けばぎこちなく裡なる憂い空に放てり
11
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名鈴
お金には 換えられないもの 失くしたり 返したりして 人は生きてる
9
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横井 信
冷え込んだ冬の大地へひかり差す厚い雲から天使の梯子
12
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KEN
枯れ尾花 血糊に錆びた 太刀の如 夜明けの雨に 冷えて黒々
10
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灰色猫
人民の人民による人民のための政治で飢える民草
9
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灰色猫
貧困に苦しみながらも募金する子供の笑顔を絶やさぬことを
10
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