四季野 遊のお気に入りの歌一覧
聴雨
香をこめて花ほころびて徒然に夏来たりなばくれなゐの風
15
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まるたまる
ひとりでもオルセー展を見に行くしアフタービールも飲んでしまおう
18
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葉月きらら☆
純白のドレスを着る日近づいて私の心真っ白くなる
32
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紫苑
「おばかさん」ぽつりと無力滲み来るしらべ幼き耳にのこりぬ
8
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粕春大君
難波潟波間に出ずる葭の芽もはる待つ恋を人の知るらむ
20
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まるたまる
冷蔵庫開けてペットボトルを持ったはずバック開けたら化粧水かな
10
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まるたまる
希望と失望の交差する天辺であなたのことを信じてみたい
10
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浅草大将
しるべなくゆき暮るるとも子を思ふ心は夢に迷はざるべし
14
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falcon
春雨に濡れてをゆかむ君が手の開く蛇の目に花は散るとも
10
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紫苑
醉ひてなほ芯の冷えゐる胸かかへ黷き水面に花みつめをり
18
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メガネ
終電に駆け出す君を抱きとめ我が腕の中時は止まれり
24
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佐々一竹
熟れすぎたトマトをそっと食卓に倦怠期とはそういうものだ
7
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光源氏
泣き返る世世に久しくなりぬれば玉裳は風にみだれけむかと
13
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浅草大将
汝が面に春の愁ひの影させば曇るばかりの我がこころうら
10
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まるたまる
平凡な言葉を愛し噛みしめよ見失う事怖れずに行け
15
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螢子
今朝開く山芍藥に春の雨露と殘りて陽にかがやけり
17
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青海波
完全な自由開放求めても行き着く先は完全孤独
7
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ふゆ
ドキドキを初めて知った十七歳好きと怖いは似てると思った
12
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紫苑
木馬御すさざめき春の蒼空に溶け幼なの髪に陽はあそびをり
17
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まるたまる
キラキラとオルゴールが鳴り動き出す回転木馬の子に手を振れば
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