四季野 遊のお気に入りの歌一覧
一色
そらの下 雲のすきまと 走る風 僕に焼きつく 日差しはまぶしく
4
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一色
人恋し 待てど待てども なおも来ず されどこの手は 誰がためにある
4
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三沢左右
夜をこめて夏のひと色またひとつ流す雨にぞ秋は来にける
21
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日央
薄闇に浮かぶ白花 烏瓜 一夜の夢に潤みたるかな
21
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澤木淳枝
「もしかして 君と僕は 同じかな?」 問われてはにかみ ラムネをかじる
9
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千紘
天の川ふたりで探す夏の宵 私は君の横顔みつめる
4
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たんぽぽすずめ。
クロールから平泳ぎして遅くなり恋の憂いの如き苦しむ
24
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falcon
芦の間に沈む夕日の影きへて満ちくる汐に鴫なきわたる
8
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falcon
ことぞともなくて別れしひとしのぶ茜に染むる雲のはたてに
10
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詠み人知らず
子どもらにかわいそうなぞう読みきかせ平和教育で心たがやす
15
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粕春大君
あたたかき風の入りくる南辺の窓にゆすらふ合歓の花葉は
15
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粕春大君
暑かはし咳すれどなほひとりなる半夏生ずる梅霖のころ
15
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たんぽぽすずめ。
チケットを二枚もらって行く人が居ずに真夏の夜の夢となる
20
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垂々
現代の西洋医学を以てして治癒せぬ恋に罹患しました。
16
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垂々
胃袋をつかむ予定の肉じゃがと居眠りをする あと三駅ぶん
15
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たんぽぽすずめ。
透き通るソーダの泡をうらやみぬエアコンが無い六畳砂漠
19
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たんぽぽすずめ。
売上が零の日続き猛暑射す紫陽花となり愛でしそよ風
10
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たんぽぽすずめ。
降るほどに濁る川瀬を行く笹へ焦がれて願ふそのままの君
36
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たんぽぽすずめ。
ほっぺたの黒いダイヤが光る時すずめはきっと恋をしている
22
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たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛をつかむくちばしがうたのわと言い夏風光る
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