千映2のお気に入りの歌一覧
横井 信
日曜の更けゆく夜も新しい文具ひとつで気持ちは変わる
15
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へし切
かりそめの借れる身なれば何惜しむ恋をし恋ひば孤悲死ぬるとも
17
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ななかまど
やっと咲きさっと散りゆく儚さを大和心といまもむかしも
12
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へし切
老いらくの恋はむなしき空にみつ雲居はるかに思ひやれども
14
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へし切
いとはねば明日の知られぬ憂き身かな今を愛しみてひたすらに生く
18
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横井 信
街へ行く列車は少し混み合って四月の朝のひかりを浴びる
13
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へし切
じわじわと頭に響く痛みかな我慢の一日は臥して暮れゆく
14
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名鈴
君と見し 春の名残の 桜蕊 恋ひつつ赤み 降り積みにけり
17
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へし切
見わたせば色の千種に野の花は春はさかりと咲きにほふかな
16
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名鈴
我に似て 寒けきやうなり 桜木も 綿を引きたし 花盛るがに
13
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へし切
コロナ禍に人との間合いがいるのなら せめて心は近くありたし
15
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滝川昌之
客引きは鶯谷のキャバレーに平の親父を社長に仕立て
17
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へし切
やるせなく人の恋ひしい 誰そ彼の侘びしく 今は秋ならなくに
18
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滝川昌之
くじけては膝を抱えて動けないだけど寄り添う人の手はある
16
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橘
温かな小雨の降る日突然の転勤を知り茫然自失
11
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へし切
亡きにつけ花の姿に偲ぶれば古る歳ごとに恋ひまさるかな
21
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名鈴
雅びかなる八重の桜に馴れし君 鄙ぶるひとへ心を愛づや
10
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ななかまど
奔放にあわくやさしく飛ぶ雲よいつまで居るや顔半分で
14
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へし切
惜しめどもとどまらなくに花筵しきて君を待つ春の夕影
17
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へし切
別れあり新たな出会い 青春の朝に旅立て 夢の向こうへ
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