千映2のお気に入りの歌一覧
茂作
さきたまに眠る刀劍陽を浴びて 若建命いま甦る
18
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へし切
慎ましく 暮らす一日の幸ひに あれば別なる 今年の漢字
18
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へし切
ひとり寝の 幾夜寝覚めぬ日日並べて 夜には百夜に 慣るるものかは
18
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名鈴
枝に残る 秋の形見の 紅葉葉を 嵐惜しまで 吹き散らしけり
24
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茂作
生き蟹を箱で商ふ近江市 値切る人あり異郷の訛り
15
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灰色猫
この世より鬼と忌みられ泣きぬとも胸に灯りし微笑みあらば
11
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へし切
恋しくて己が魂追ふ 冬の蝶 吾が身もおなじうつせみの命
20
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茂作
誘はれて君と連れなむ草枕 あと幾度の夢かとぞ問ふ
15
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名鈴
面影を 求むるあまり 黄昏に 君吹く笛の 空音聞きけり
21
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ななかまど
ファイザーを虎の威としたき来る年にオミクロンなる新たな変異
14
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へし切
怒りあり哀しみあれば 包み込め 喜べ 楽しめ しあわせ饅頭
16
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名鈴
小夜更けて 時雨の降りは 増さりたり 人に聞かれじ 我が忍び音は
19
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茂作
採り入れの後に殘した大根の 四本五本の細き哀しさ
11
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滝川昌之
定年を報告すれば亡き妻は「良く遂げました」と今宵、望月
23
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茂作
思ひやる心は無くも音もせず 一人訪ねて我を待つ君
11
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へし切
小春日の 陽ざしの如く穏やかに ひとり遊びに今日も暮れゆく
15
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茂作
作りごとなれども哀し山の奧 靜まり建てるおしんの生家
12
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へし切
さざんかの花咲き初めて 生垣の色も華やぐ 冬近し頃
18
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へし切
駿河の海 鮮やぎ競ふ桜えび 春のさくらに色まさるかな
16
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へし切
ひそやかに 置かれた場所で野の花は優しく咲けり 人も斯くあれ
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