詩月恵のお気に入りの歌一覧
みやた〜
初恋を見送るがごとく晴れた日の午後の日射しに抱かれねむる
4
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浅草大将
ゆく秋をしばしとどめよ初雪の降りやま里に残るもみぢ葉
15
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浅草大将
惜しみなく友が注げる情けてふさけこそ酌めば暖かきかも
13
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浅草大将
黙しつつ祈るこころはひろ島の空にうらみの浪や立つべき
27
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まるたまる
瞳からアルミニウムが零れ出て恋の形見の青い紫陽花
18
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浅草大将
子が為に今日も振るふはちちのみの父といふ字のハンマー二丁
20
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どるちぇ
詠うことが想いを届ける術だった君を愛した初夏が来る
11
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田中ましろ
ストライク投げても受け止めないくせにミットかまえて「恋」なんて言う
42
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詠み人知らず
ひらがなのようなまぁるいことばしかわたしにくれないあなたがすきよ
9
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浅草大将
届かざるひかりもあれと星ぼしのかなたのぞめば天界は闇
20
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詠み人知らず
太陽の子として地球に訪れてはしゃぐポピーは綿毛を蹴飛ばす
9
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葉月きらら☆
胸キュンの恋過ぎましたあとはただ穏やかな日々送れます様
11
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たんぽぽすずめ。
まだ君を愛してるってメールとかしたいが出来ぬ四月一日
43
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芳立
千年後ここで必ず会はうねと伝へたくなる雪のふる森
22
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紫苑
ほの消ゆるワン・モア・チャンス暮れ方の桜木町に靄たちこむる
7
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只野ハル
さびしさがさびしさに寄り添ってみるさびしさふたつ恋とは呼べぬ
6
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白亜
読みおえた本をぱたりと閉じるとき 句点としての雪のひとひら
19
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紫苑
ひと晩で消えてしまった雪の上あなたを辿る足跡はない
17
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佐々一竹
年齢を気にしなくなる歳になりゆったり広い空が暮れゆく
8
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まるたまる
音の無き稲妻もあり一瞬の幻の如恋心とは
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