詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
山茶花よ 落ちていずこへ 消え行くか 春の流れに 魂を搖らして
10
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名鈴
物の怪も 由なく人を 襲ふまじ 恨みや愛執 いみじ余りなり
9
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月虹
ウイルスに怯える星の住人が気付き始める国境の涙
21
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横井 信
朝焼けにかがやく明日を夢見てる静かに街は変わり続ける
11
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灰色猫
またひとつ季節を終える新しい季節の花を受け入れながら
11
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滝川昌之
春だより父の生家の従兄弟より米ぬか添えた筍の着く
18
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名鈴
右左 ただ足出だし 歩ければ 惑ひも忘れ 心晴るかす
9
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うすべに
顔だした土筆にぼうしそっとのせ 河津桜のうすべにひらり
11
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灰色猫
雷鳴に嵐に打たれずぶ濡れだ自然はなんて素晴らしいんだ
11
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灰色猫
最初から檻などなかった限りないたったひとつの自由を生きてる
15
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横井 信
荒ぶれた大地に残る傷あとをやさしくつつむ春のまなざし
10
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ななかまど
冬耐えて辿りつきたる蝶ならん傷つく翅に蜜を汲みゆく
6
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KEN
燦々と ヨウ素セシューム 注ぐ春 川の水汲む 糞流す為
8
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滝川昌之
人の世の宴 自粛に遠慮などせず誇れよ常の桜と
19
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ななかまど
波やすく穏やかなりし砂浜に還らぬものを待つ人は居る
10
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滝川昌之
満開のコブシの花の純白がいつでも春の初心に戻す
17
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夢士
雲われて弥生の月の光差し照さる庭のハクレン映ゆる
9
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KEN
夜の空を 洗ひ淨めん 春の雨 雲うねる間の 望月の冴ゆ
7
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横井 信
ゆっくりと春の雨へと流れ出す夜中に浮かぶくらい言の葉
12
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ななかまど
春という頁のあたまにいつも居て色なき山に満作の舞い
11
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