銀のお気に入りの歌一覧
東娘
ブロンズ像の指せるベンチに美大生「解剖学」の厚き書をよむ
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水煙
夏蟻が引きずり運ぶ塵ほどに重くありたし我が言葉よ
2
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あみー
「若者よ燃え尽きなさい」一酸化炭素中毒防止条例
7
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あみー
フルートの音色のように僕たちはいつか出会ってやさしくなれる
6
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あみー
もう俺は今日から生まれ変わるのに昨日のことで怒られている
101
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紫苑
夕やみの海に素足をあずければ月光の道われをいざなう
12
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佐々一竹
体のいい嘘にすっかりだまされたふりをするのも大人の仕事
22
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由良
夕暮れに去る太陽を追うように昇る半月 銀色涙
2
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キタハラ
「やり直すならどこから?」と云いながら幼なじみが揚げるコロッケ
17
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詠み人知らず
あのひとを想える場所へ誘え風この世で無ければ何処へでもいい
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氷魚
行儀よく並んだ小売りとの相違赤いトマトの青味の強さ
4
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東娘
この男で手を打ち結婚しようかと座敷童子に問えば首をふる
24
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佐々一竹
池に棲む鯉には鯉の掟あり大なることは優れたること
4
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ととぅ
数学とか いつ使うんだと思ったが 受験で使うわ うわー使うわ
7
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ととぅ
メンデルが 祖父が親父が 時を越え 伝える将来 お前禿げるぞと
35
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御崎 耕
無農薬青梗菜は穴だらけ僕だけの星じゃないってことか
18
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赤橙黄緑
オロナミンCはまだはやいとフルーツ牛乳渡される年頃
4
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たんぽぽすずめ。
温もりの無い星ぼしに生まれても君は短歌を やはりするよな
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詠み人知らず
白くありつづくることのむづかしさ庭のあぢさゐ花白く咲く
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瀬波麻人
パキラパキラそうだったんだひとりで生きるわけじゃないんだ
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