神戸風見鶏のお気に入りの歌一覧
夢士
真夜中に気配を感じがばと起き見る月影に揺れる干し物
9
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滝川昌之
封切りの梅酒一口 酔芙蓉 秋の茜は妻をも染めて
21
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ななかまど
平凡なことばが樹々におさまって赤や黄色に山染まりゆく
8
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灰色猫
恋しくて届けたかった沢山の声のすべてがSOSだ
13
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里香
「泣いていい」いろんな人から聞いたけど 一番似合う 母親の声
14
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横井 信
足元を冷たい風が吹き抜けて家路を急ぐ君の自転車
11
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KEN
たまゆらの 黄金の色の 槻木の上 鷺流れゆく 弓月射る如
16
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夢士
汗流し見あぐ秋空暮れゆきて上弦の月光り増しゆく
11
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へし切
寂しさに付きつ離れつ寄り添ひて 生きるもそれも また老いの人生
15
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滝川昌之
駅伝が繋ぎゆくのは友の汗つぎ足す汗の重き襷(たすき)よ
15
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ななかまど
夕あかね寝舎へと帰る白き鳥明日あることのありがたきかな
9
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詠み人知らず
それが良い令和元年記念して一念発起免許返納
9
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詠み人知らず
こと問えば必ず名答くれていた亡夫は自称雑学博士
8
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灰色猫
その昔この高さまで海でしたポニョは元気に生きていました
12
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里香
かの時の言葉つぶやき なすすべもなきこの今を繰り返しつつ
4
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里香
そそがるる氷のなみだ手をとれぬ 心あがきて背を向け想う
4
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舞
眉引きの月はあてなくみてはかく恋初む思い隠すむら雲
7
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へし切
返り咲く花もありやと吾が庭の小春のどけき石蕗の花
17
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横井 信
痛む足引きずりながら起き上がる祭りの後の澄み渡る空
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横井 信
霜月の深まる秋の刈田から風に流れる鳥のさえずり
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