詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
神戸風見鶏
友が逝く病に倒る空のうへ故國への思ひ如何ばかりかと
16
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翠燕
夕暮れの 風受く縁側 畑見ゆ 座して草取り 祖母の亡影
13
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夢士
温暖化人の作りし環境に神が怒りて警鐘鳴らす
10
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灰色猫
人間が人間である証明にぼくらは服を着るのでしょうか
17
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詠み人知らず
密室の力学いじめの一丁目加害者四人教師失格
15
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へし切
闇の中 あなたの光に励まされ生きる勇気に それが愛だと
22
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詠み人知らず
籾を焼く豊穣の香り立ちのぼる秋の吉備路は夕焼け小焼け
15
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横井 信
構内を歩きまわった一日の夜は涼しく十六夜の月
11
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夢士
パソコンが壊れたのかな大慌てうたのわ戻りうたを読み詠む
10
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翠燕
憂し時の 曇天寒風 身に沁みて 手擦り合はせ そっと胸に置く
8
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あんとん
ブラックホール 見えた月 絶縁してる 母から手紙 「父危篤」
7
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ガビー
我見ればいつも体を寄せてくる 犬の寝顔の安らげる午後
4
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夢士
目に入りて雨風静かつかの間の隙を逃さず庭木見まわる
16
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翠燕
川泳ぎ 向き合ひ見合ふ 親子亀 見守る母の 溢るる慈愛
5
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コタロー
ビュービューと音立て迫る颱風に草花たちは踠き散るなり
7
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里香
尽き果てておもう心は うつろいて その瞳の色さえ知らぬひと
7
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神戸風見鶏
二三輪白く殘れり纖弱に 夏を謳ひし扇の木槿
15
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さかさまぼこ
大風のたびごとに枝落としつつ桐は姿を整えてゆく
4
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滝川昌之
嵐夜はお櫃を空けて塩むすび凛々しき亡母しのび噛みしむ
19
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ななかまど
天災は忘れたころにやってくる死語になりゆく温暖化ゆえ
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