詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夏恋
息苦し自業自得とか自己責任片目を瞑らぬ冷和の夫婦
5
もっと見る
吉野 鮎
降り立てば終着驛を染上げて陽のなごり燃ゆこころ殘りを
8
もっと見る
KEN
ゆみづきの 燈りに甘き 苹果の香 どこかへと行く 線路の向かひ
11
もっと見る
千映
「一日を愉しむ」宣言文字にしてフォトフレームで飾る愉しさ
6
もっと見る
へし切
夕しぐれ吹く風さむき桜葉のうつろふ色ぞ秋を知りける
14
もっと見る
横井 信
葉先からそっと色づく街路樹を大きく揺する風のいたずら
12
もっと見る
夢士
洋上の秋の野分の進み来る雨音聞きて子らの顔看る
6
もっと見る
可不可
連休へカウントダウンに割りこんで 台風まだ遠吠え 南海上
6
もっと見る
詠み人知らず
聖職はとうに死語だが子供らに恥じない大人それが「せんせい」
4
もっと見る
滝川昌之
まだ夜気を残す出窓に細りゆく明けの虫の音 秋を深めて
17
もっと見る
千映
左手のまだ握力の強気こと幸せ知った草取りの中
9
もっと見る
藤久崇
他を抜かむ 燃ゆる心を 鎮め給べ 柳の枝は 風のまにまに
11
もっと見る
吉野 鮎
四照花しろき四弁のはなびらに赤翡翆のこゑをまろばせ
8
もっと見る
吉野 鮎
群れ咲ける黄の雛罌粟を舞ひあがるふたつ黄蝶のもつれはなれつ
9
もっと見る
ななかまど
青いろに溶けて透きたる空あれば無二の幸なり山頂の景
10
もっと見る
灰色猫
一目惚れなんて素敵な恋だろうあなたは僕の名前も知らない
18
もっと見る
詠み人知らず
環境に人は育つが人格は巡る因果に牙磨ぐことも
12
もっと見る
詠み人知らず
秋風にやさしく揺れててっせんの季節はずれの蔓葉黄緑
18
もっと見る
へし切
いりあひの音を聞き君をしのぶれば涙にかすむ君が面影
16
もっと見る
KEN
うつりいづ 怨みの奧に 慈悲の影 ながらう姥に 取り憑く怨靈
11
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[75]