つゆふみのお気に入りの歌一覧
へし切
天に向け掲げた怒り胸をさく平和を祈る長崎の像
15
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へし切
手のひらに蝉の骸を見つめては命を思ふ残暑の日中
20
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吉野 鮎
ひと時を雨降り過ぎて涼風に風鈴の響き秋立つ氣配
13
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吉野 鮎
この星を經めぐりて觀る人のゐて見上げる夜空宇宙船ひかる
15
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吉野 鮎
明けそめてひぐらし獨り鳴く道を歸りゆく汝の青きのこり香
18
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KEN
しろたへの 雲うたふかな この夏も あの火の事は とわに思へと
12
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KEN
すずろなし 初秋にほふ 風ひとつ 朝陰草の 露を撫で行き
10
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KEN
花終えて とき待ちわびる みのうえに 文便る如 絹の雲影
12
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KEN
雲翳る 月の燈りの なごりかも 星の散る川 あさがほの色
11
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灰色猫
盤上に命を託す刃のようなその指先が鳴らす歩兵よ
22
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つちだゆういち
再会を誓わぬままに君はまた笑顔残して機上の人に
12
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コタロー
噴水の清らかなりし水遊び幼子たちの笑顏が咲きぬ
7
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コタロー
蓮池の淡きピンクの花の下泡のブクブク鯉の游泳
4
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コタロー
大池の四方を鳴きたる蝉の聲ときをり我に吹きぬ涼風
7
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コタロー
日盛りに向日葵たちも下を向き我もハンカチ一枚濡らす
8
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コタロー
捕蟲網持ちて轉びし男の子未來を向きて聲出し泣きぬ
5
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可不可
君の目が泳ぎだしたら乾くまで 俄か雨と薄着の魔法
8
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滝川昌之
容赦なく蜂のムサシを焼き尽くす梅雨明け十日のでかい太陽
17
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滝川昌之
我先と蔓で抱き着く朝顔を受ける支柱の柱冥利よ
15
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滝川昌之
息荒く汗をかけない老犬は雪にはしゃいだ庭偲びおり
15
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