うすべにのお気に入りの歌一覧
横井 信
ウグイスの歌の聞こえた林へと足を向けてるメーデーの朝
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悠久
海岸で並んで夕陽見ていた子 沈み始めに「じゅっ」と呟く
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舞
花びらの 踏みしだかれて 何処かと 探す桜木 み山深くに
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舞
なんとなく 挨拶交わす 知らぬとも 同じ花など 写す人とか
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かを3
来てくれてありがとうねの直ぐ後に帰りの土産揃えだす母
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更紗
旅の湯で見知らぬ人と語り合い一期一会のぬくもりを知る
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ななかまど
春雨に山吹の黄の濡れており話したきこと聞く人は来ず
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のぶ
病院で鍼の効果を訊く我に先生の言う信じれば効く
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横井 信
照れながら駅のホームでネクタイをぐっと引っ張る慣れない手つき
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千映2
この桜母の最後の花見だと押す車椅子力がこもる
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舞
拾い来た桜小枝のほころぶと頬染め語る妻は少女に
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くみちゃん
堀端の 桜ほころぶ おめでとう 袴姿の 乙女に届け
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こるちぞう
ご到着ご出發時の鳴く聲がやまぬ白鳥御一行樣
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舞
雪折れの桜小枝を拾い来て咲くや咲かずや妻と親しむ
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茂作
ただならぬ病いを告げてともがらの 潤むまなこはかくまで哀し
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KEN
入り日射す 薺の影を 魂影に 例へ佇む 春の道の辺
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こるちぞう
春霞はんぶん空にとけこんであるやなしやの白い月山
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ななかまど
春彼岸皐月陽気に戸惑いて寝坊したかと桜の蕾み
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灰色猫
生きるとはなんであるかと箇条書きしている人と炎を囲む
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こるちぞう
今日は雪荒れたお肌の野も山も化粧し直すそれもまた良し
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