露草のお気に入りの歌一覧
翠燕
一度きり 縁あらばこそ 巡り会ふ 一期一会の はかなきを知る
22
もっと見る
幸子
山に満つる花の光のあふれ出で犠牲なき世を成すにやあらむ
20
もっと見る
灰色猫
種を待つ春の畑を耕さば五体を巡る土の香りぞ
19
もっと見る
滝川昌之
戦時下とたとえて耐える荒れ世にも咲く花ありと道の躑躅は
20
もっと見る
幸子
皆知らぬネズミモチとふ名も花もその香のいかにかぐわしきかも
22
もっと見る
光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
もっと見る
松本直哉
生え際に産毛のけぶるみどりごにほほをよすればミルクのにほひ
6
もっと見る
コタロー
蒲公英の燃える黄色の花咲きて田畑一面占領したる
8
もっと見る
詠み人知らず
盲目の恋は全てが勘違い終わった後が愛だとしても
3
もっと見る
幸子
助けられ息をつなぎし身を思ひ感謝の念のほとばしるごと
18
もっと見る
灰色猫
空き缶を 蹴とばしながら 帰る道 蹴っていたのは 自分の孤独
47
もっと見る
へし切
春ごとに 花のさかりはありと言へ 世に 常なるもののあるべきか
24
もっと見る
滝川昌之
巣を護り鳶追い払う親ガラス捨て身覚悟は春疾風の如し
23
もっと見る
藤久崇
学び舎の 夢の通い路 馳せゆけば 友は昔の ままにありけり
54
もっと見る
滝川昌之
払わずに肩に留め置く一片の花と歩めば春は爛漫
28
もっと見る
滝川昌之
仰ぎ見る花で気づかぬ足元に俯くようなスズランの白
22
もっと見る
灰色猫
残酷な人類史など葬ってプランクトンからやりなおそうか
16
もっと見る
新座の迷い人
嵐山 一度見せたい 叶わずに妻と一緒に 行けぬ悲しさ
21
もっと見る
夢士
感動す「茗荷竹よと」走り寄る里山のまご僅か五歳児
17
もっと見る
うすべに
笑いあう 優先座席のふたり連れ 指輪の色につもる年月
17
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
>>