螢子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ぽっちりの赤は大吉ぽっちりの白は希望の餅花よ咲け!
5
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詠み人知らず
吐く息の白さが天に昇ってくついでに憂き夜もさらっていって
9
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詠み人知らず
まっさらな寒さが昨年の哀しみを連れ去ってゆく美しい朝
10
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聴雨
遥かなるセピア色した青春をひもとくゆびにあはき面影
8
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紫苑
看取りの夜ひらく彼方の冬だより胸にしんしん粉雪の満つ
11
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リンダ
六年の歳月を経て潔く伝えることは諦めました
9
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七色コイン
明けましておめでとうって僕も言う今年いいことあったらいいね
13
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まるたまる
それぞれの一年がありそれぞれの年の瀬がある静かなる月
12
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浅草大将
我はまた行方も知らで飛ぶ鳥の明日風ふけば風のまにまに
13
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紫苑
凍て冬の坩堝にありて生き継がむ天の柄杓の吾を掬はねば
7
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山本克夫
十二月 LEDが狂い咲く 発明代価をもとめるように
5
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まるたまる
母らしき人を挟んで右左子どもは道に広がり歩く
7
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七色コイン
まだ好きでいるけど君は気づかないそれでも誓う愛は消えぬと
6
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芳立
散りかねしひと葉もかれて誰が袖を染めむとふれる冬の夜の雨
10
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東大寺
凛として 魑魅魍魎も 照らすなり 平安の京 冬空の月
4
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ふきのとう
朝もやにオレンジ色の日の射してすがすがしきを胸に吸い込む
14
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紫苑
月欠くる夜に蠢くは罪なりやアデュルテルとふ言葉知り初む
5
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芳立
かれ葉ふむ音のみ聞こゆ松毬をふたり集めし杜の小径に
10
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聴雨
朧げにいざよふ月を眺めみむ甘きゆふべのひと言を抱き
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氷魚
角砂糖砕かず入れて四隅から崩れるさまに今日を重ねる
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