朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
夢花火
蓮華草 白い花摘む 幼子に 癒やされ笑う 二人の影だけ
8
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夢花火
涙濡れ 枯れた先には 喉に水 蓄え流す 心の掃除
4
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継海
杖突きて夜な夜な酒を買ひし人自販機撤去あれから何処へ
4
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び わ
菜の花が背中延ばしてロベリアに皆さん元気もう春ですね
6
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舞
父の引くソリの少女はいつの日か父知らぬ背にその手置くのか
9
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なりあきら
春の川に 映る月影 見ていると 波立たねども 心は揺れる
7
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うすべにいろ
冬の明け寢坊櫻の下にて待つ遲れ來る君いとつきづきし
4
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水仙
われもまた春の旅人はるばると登りて白き梅の泡沫
6
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横井 信
朝はもう陽だまりになる街角に梅の花咲くまだ早い春
13
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萱斎院
言ひやれどむさしあぶみも見えやらで さすがにかくる春のよひかな
9
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水仙
青天の遊覽バスに春をゆく青年ふたり肩竝べをり
3
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夢花火
兄弟で 張り合い合うは 手作りの 越えられない兄 苦やしむ妹
2
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継海
白雲が隠しておいた白鷺や今青空へ弥生の彼方
5
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桜田 武
父がいて母がいてペット友の子らほど遠くウ国の今の家庭は
3
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兎桃
炊事場の妻の背すりて取り込むに新聞受けに無いを訝る
2
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うすべに
今年また海を見つめる桃の花 いくとせ経ても消えぬおもかげ
12
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小林道憲
遠き人の姿たちきて 歩をとめぬ 春まだ浅き 夕暮れの路
3
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トウジさん
布引の天涯満ちる珠の露吾に届かぬ君なき空ろ
8
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滝川昌之
芹の根の苦味甘味が増す春に味わえばいい惜別と酒
19
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仙人の弟子
公園の噴水空に舞い上がり 雫は春のピンクに染まり
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