詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
教育も入試もすべて民営化 何をか言わんや 人の学び舎
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横井 信
枯れススキ見下ろし走る列車へと乗り継ぐ人の吐く白い息
11
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灰色猫
恋しくて届けたかった沢山の声のすべてがSOSだ
13
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へし切
寂しさに付きつ離れつ寄り添ひて 生きるもそれも また老いの人生
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横井 信
足元を冷たい風が吹き抜けて家路を急ぐ君の自転車
11
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ななかまど
夕あかね寝舎へと帰る白き鳥明日あることのありがたきかな
9
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神戸風見鶏
天高く皇帝ダリアは悠然とをり かしづくもののひとりなきにも
19
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神戸風見鶏
日々に葉を落として殘る柿の實の 夕日に照りて秋見送れり
17
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ななかまど
鉄人にお辞儀の文化ひろがってパスは繋がる新たな明日へ
11
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滝川昌之
苦しいとその身焼かれたシーサーの首里の朱色はウチナーの色
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源 漫
冬霧や戸口を出でて見下せばほのかに映ゆる薔薇のむらさき
5
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恣翁
顔洗ふ水の冷たさ 身に沁みて 年の残りを数へ初むらむ
12
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灰色猫
その昔この高さまで海でしたポニョは元気に生きていました
12
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灰色猫
帰らずの樹海の沼へ沈みゆく私を弔う歌はいらない
12
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横井 信
霜月の深まる秋の刈田から風に流れる鳥のさえずり
7
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横井 信
痛む足引きずりながら起き上がる祭りの後の澄み渡る空
10
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へし切
返り咲く花もありやと吾が庭の小春のどけき石蕗の花
17
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夢士
何もかもスマホに仕舞いスマホ見るスマホ壊れて空仰ぎ見る
10
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夢士
静かなる秋の夜更けの一人酒画面のなかに昔を偲ぶ
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詠み人知らず
河川敷の穗芒の群れ夕日浴び風なびければ耀き増して
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