詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
雲をよび五色の幕を見下ろして光芒させばあめつちの唄
6
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仁奈
朝が来て時間に君が攫われる置き去りのコーヒーは冷たい
11
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詠み人知らず
来し方を走馬灯とや 頭蓋骨ドームへプロヂェクションマッピング
4
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灰色猫
地球儀をなぞる指さき国境をおもちゃのように描き足してるの
18
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詠み人知らず
「音楽の出る彫刻」と琵琶ずき伊太利びと曰く 短歌かなはず
8
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詠み人知らず
ありえない夢をみました日本酒で顔を洗ってお肌ツヤツヤ
7
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幸子
春近きゆえかもしゃもしゃあおむしのごとく青菜を食み続くる我
8
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詠み人知らず
止まり木を無くした鳥の囀りの響きのなぞる愛惜の銀
10
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灰色猫
墨染めの桜や酌みつ愛でたればなほ麗しき春にならなむ
18
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秋日好
目指していたコンペがふわり無くなって落ちるも上がるも半端な枝先
16
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詠み人知らず
事故物件まるごとクリィニング 天井も真青クロス張り替へました
4
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詠み人知らず
スカートの裾をふわりとつむじ風春一番の露払いです
14
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灰色猫
月だにも光らざれども歌にせば祓えなき雲いづこにもなし
22
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銀
EとFの間に落ちていくようにきみの名前を繰り返している
6
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銀
なりたいと思うひとにはなれなくていつもまあるく深爪をする
11
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秋日好
心配は要らないと電話してみると母は苺を摘みに出かける
11
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工藤吉生
とびかかってきそうな鋭い目の人をたまに見かける激安店で
6
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秋日好
白黒の庭に点睛解けかけた雪から覗くクロッカス花
17
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ななかまど
三月のこえを聞いてかクロッカスはるの確かな鼓動抱きおり
11
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灰色猫
蛇口より流る雪消はきらめいて朝にふくめば春きたるやも
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