水月のお気に入りの歌一覧
行中納言中将知師
野の若菜芽だに出でぬる春なれど さくらぎに問ふなぜ待たすとぞ
5
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灰色猫
春色のシャドーをひとつ買いましたどんな涙も華やぐように
26
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へし切
うららかに陽ざしは温む散歩道さくらさくらの春は長閑し
21
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コタロー
あをぞらに薄紅色の櫻咲く風が吹くなら全て高みへ
8
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河のほとり
行かばやな遠く見ゆるは山々の花か雲かと分きて知るべく
14
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夢士
春風や夜風にゆれてほろ酔ひの見上ぐる星は湯煙りのなか
15
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灰色猫
きれいだと君が言ってた菜の花を今年も春を染めてください
22
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舞
流離いの吾が身なれども追憶の彩りひとつふるさとの君
9
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へし切
アナログに刻む秒針 老いの日々 時の流れはゆるやかに過ぎ
22
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舞
ひと冬を越えてようやく柔らかな土踏みしめる春の先駆け
9
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へし切
老いぬればこゑなき宿のかくばかり侘びしきものか世は春といへ
23
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夢士
春めくや魚群れ出でむ川の面子らも集まりパンくず与ふ
12
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舞
酒よ酒またこの夜もひと時の酔いの間のみの虚ろなる友
6
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コタロー
農耕の隅に咲きたる草花は小さきままに空を見上げる
6
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灰色猫
言の葉じゃ伝えきれない恋だからぼくらは桃に染まるのですね
25
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萱斎院
きみを待つこころときめき春の宵 散るとも知らで舞ふ恋の花
11
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へし切
うつせみに咲くやこの花あだなるを散るを惜しまぬ咲くやこの花
21
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吉野 鮎
時として汝のすなをなるやさしさにただよひ流る吾の密か哀
12
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吉野 鮎
この道に見失ひたる人の翳枝垂れ櫻の爛漫にゆるる
13
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吉野 鮎
うたをわすれたわたくしはきんぎんの櫂うしなひて汝が腕に眠る
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