横井 信のお気に入りの歌一覧
中康
侘び住まい 来たりし友の 手土産は酒の肴の ニシン昆布巻き
4
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ひよどりよりこ
はつなつの水に沈めて器にはかなしみ色の月光みたす
4
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ななかまど
素麺や喉をすべりて白昼の暑さ気だるさつつみ癒やせよ
7
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継海
怯えては夜道に迷ふ仔猫かな ヘッドライトに照らされて鳴く
6
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へし切
ほととぎす我とはなしに昔をや今も恋ひしと鳴きて来つらむ
6
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舞
紫陽花は大空の青海の碧染まりて淡き水色に咲く
5
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茂作
刈り捨てし唐黍の葉の香に匂ふ 夏の畑のたそがるる頃
11
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あかぎり
こだまする暑い暑いの合唱が夏の入場曲になる
5
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萱斎院
まちわびていも寝ぬとこの鳥のこゑ 問はずがたりのありあけの月
6
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うすべに
黒雲にかみなりさまは怖いけど すず風くれるひと雨を待つ
5
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ひよどりよりこ
口笛に虹がかかりぬほそほそとただそれだけの梅雨寒の嘘
6
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恣翁
生け垣のカナメの上に 薄赤く 夏の日差しのうろつけるかも
10
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継海
天の川 すだきそめきやカササギを身を焦がしつつ見るあかき月
6
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ななかまど
おおらかにたなびく丘のつらなりは北の大地に命織りなす
9
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へし切
夕暮れてはかなに落つる夏椿ぽとりと花の姿のままに
7
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桜田 武
日毎育ちゆくトマトの変貌ぶり黄の花、脇芽、棒に延びる幹
6
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中康
海開き 青い海空 白い雲浜茶屋よしず 夢のあと先
3
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舞
陽炎の揺れて何処から仏法僧声するものか人無き墓地に
7
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夕夏
えいあいがほんやくのままたれながすにほんごおかしねっとのにゅーす
4
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Chico
生と死で成り立つていく 夏トマト! 推しの連ドラ! わたしのからだ!
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