水色一揆のお気に入りの歌一覧
うすべに
あかねさすきみの指先たおやかに みどりの風が茶畑わたる
10
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うすべに
肩越しに服着る気配さみしくて 眠ったふりで涙こらえる
9
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松本直哉
花々は香炉ならなむ恋ひとつうづめしのちの夕べの花野
3
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詠み人知らず
なんとしょう語彙不足にて言葉なくしまなみ海道うらら陽春
11
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ななかまど
代掻きを終えし田の面に風たちて濁りたる波畦超えんとす
13
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灰色猫
あきらけし月眺むれば梔子のはつか匂へる夏の立つらむ
24
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び わ
鯉のぼりひらひら風に泳ぎおり令和元年良く晴れた日に
8
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松本直哉
はじめての薔薇咲きそむるこのあした春のなごりの風光りつつ
4
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松本直哉
ありし日のきみとのぼりし石段をひとりのぼればみどりあふるる
7
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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蔓葵
君がすむはこやの山に出づる月すゑもはるかに世を照らすらむ
22
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灰色猫
風を知る庭師の傷のてのひらに破れることなき花手袋を
24
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やねうらねこ
太陽系第三惑星地球に立つ吾の目のまへを月昇りゆく
9
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ことり
桜花ちるちるちると震へつつ日かげ日なたと流れゆくなり
4
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浅草大将
かの岸は我にもありやぬばたまのヨルダン川にしかと見えねど
13
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千野鶴子
朗々と空に向かって歌うよに顔を上げ咲く天上の青
8
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卯月
アラートの発令されし秋の空みづほの国に風強く吹く
10
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滝川昌之
タマヨシという中華屋がありました 突然バイクで亡くなりました
29
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聴雨
君待ちの想いひとひら火にくべて化身となりし蝶の舞う夜
33
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bgvillea
このごろの歌を詠めとも書かむとも思ひはすれどよき夕餉かな
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