ひののお気に入りの歌一覧
由良
君が来る時間が刻々近づいてエイトビートを打ち出すハート
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虫武一俊
できるなら来世は烏賊か蛸か蜘蛛 たぶんそれでも置いてかれるけど
3
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虫武一俊
いつの日か地球緑化につながっていくからちゃんと堂々と泣け
18
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虫武一俊
開封の世界に三日慣れきったサイダーみたいなぼくら 真夏の
3
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虫武一俊
死まみれの口でごはんを食べている死にたいという死にたくなさよ
10
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虫武一俊
ビー玉がからんと鳴いて炭酸のように吸われてゆく夏の空
6
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虫武一俊
早秋の夜は自己愛事故につき痛みや傷が渋滞してる
10
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由良
コツンと鳴るヒールの音を聞きつけて雲より出でし道照らす月
5
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垂々
消しゴムで一気に消した叶ってはいけない夢を黒く固めた
32
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垂々
落とし穴いくつも埋めて錠剤の転がる方へ信じて歩く
29
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垂々
微笑んで暮らしていますあの頃はミラーボールに見えてた月と
24
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結美
夢だってわかっていたわ夢の中で意識の淵をころがる涙
1
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みやこうまし
ともに咲きともに遊んでともに散る色とりどりのコスモス畑
14
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ビビ
言い出せず うなじのあたりで留まった台詞が膿んでこじれる頭痛
14
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詠み人知らず
楽しみな散歩の路に覚えたる「山田家」の犬は九時に待ち居る
10
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舞
あの詩はまだ好きですかその声で詠んでください僕逝く時に
6
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あき
愛だけが欲しいわけではないのです愛を理由に全てください
30
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ヒナ・ヒナタ
鴨川にうつる二人を無作法な夕日が染めて今日もさよなら
12
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ヒナ・ヒナタ
唇の端のほくろを食べたくてこぼれぬようにそつと重ねる
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由良
朝露が珠玉のように映る朝 君を通して見えしその時
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