弓比古のお気に入りの歌一覧
でくのぼう
露草の露光りをる秋空に綴れ織りなす君の笑顏は
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たんぽぽすずめ。
秋撫でる頬をま白く照る君へ焦がれ重ぬる 胸の言の葉
16
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でくのぼう
きみがゐる ただそれだけの 片戀の泪あふれし 胸のときめき
3
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紫苑
君の教へ給ひし本に迷ひ入ればきらめく半月刀恋の暗殺者
8
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渡邉はるき
花を待ち花を惜しまば敷島の道に数ふる葉は八百万
5
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缶
父プラモ親戚フィギュア友は鉄 母は腐女子だ すくすく育て
11
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bgvillea
星は過ぎあめの渡りは花煙る惑ひて萌すその二葉はや
14
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栞
窓際の鉢植えの花も猫たちもお日さま追っかけふっくらふくらむ
9
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エズミ
夕闇に名残の桜式次第さよならいつか花びらの舞う
4
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浅草大将
春雨のなほ雪混じりふる里に今また誰か花を待つらむ
5
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篠原
夕暮れに 行き急ぐ先 君の帰路西空近く 雨雲浮かぶ
1
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浅草大将
今宵しも霞込めたるうつつ川越ゆる夢路の月冴えよかし
3
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三夏
キャラメルの紙を剥く手の残り香をよすがにしたく一粒渡す
6
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篠原
桃の花 咲いて、梅が見たくなり桜が咲けば 桃に焦がれる
7
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田中ましろ
切なさが観測史上最高の積切深度を記録しました
35
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上総
春にふる雪はつもらず雨に流れあなたにふる我が想いもまた
2
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田の中
櫻木の 香りをかいで いにしへに 思ひを飛ばさん 春の空えと
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飛鳥人
早春の 冷たき風に かぐはしき香り漂ふ 滿開の梅
3
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詠み人知らず
肩に咲く朱のおもくさの美しき忘れむがため酒に呑まるる
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渡邉はるき
風寒み花の散りぬと思ひなば八重に咲き添ふ今朝のあは雪
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